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コロナ禍が長引き、1年前より対面レッスンの開催を基本的には控えてきました。

そのようななか、JPFA(日本プリザーブドフラワー協会)のディプロマ試験の2020年度上半期の開催も、延期とはなりましたが、昨年末の12月に実施されました。

その受験にむけて、生徒さんに試験対策のご指導を継続していました。

そのほとんどは、生徒さんのご意向も尊重し、オンライン上でのレッスンとなりました。

オンラインレッスンは、毎回、つきっきりで3時間以上に及ぶこともありました。1秒ごとが大変貴重な時間に感じられ、毎回、あっという間でした。私は説明に必死で、気づけば声が枯れていましたが、対照的に、画面上の生徒さんの落ち着いた笑顔には、癒されていました。

オンラインでご指導を続けたあと、直前の1ヶ月前には、実際にお会いしての対面レッスンを行い、リモートでは伝えきれていなかったことも確認しあうことができました。

結果、稀に見るような好成績(A判定)での合格通知が届きました。ご本人の努力の賜物です。

JPFAのディプロマ試験は、きちんと理解し、練習を重ねれば、(人数制限があるテストではなく、一定水準に達しているかを測るテストであるため)合格できるはずの試験ではあるのですが、しかしながら、それを実際にやり遂げるには、費用も時間も労力もかかり、家族の理解も、そして勇気も必要かと思います。試験当日も朝から夕方まで終日かかりますが、終了直後の「結果はわかりませんが、自分の中ではうまくできたのでひとまず良かったです」という第一報から、充実感、達成感が伝わり、私は安心して結果を待つことができました。

コロナ禍で不安定ななか、感染対策のもと、試験を実施くださったJPFAの先生方にも、心より御礼申し上げます。