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掛け軸の両脇に置くお花のご相談をいただきました。

左側が、最初にご相談いただいたときの写真でした。

まだ準備途中の現場にて、ご指定の真鍮の花瓶に活けこみました。お花を入れ始めると、その場で歓声が沸き上がりました。

新潟県にて1345年から続くお寺が、このたび東京に移り住んだ人たちのために東京院を新設されるとのことで、それにともなうご相談でした。

行事があるとき以外は、普段は常駐する人がいないということで、生花は置けないものの、安心できる雰囲気の空間にしたいといったご相談でした。

アーティフィシャルフラワーは、プロが使用する、精巧に人の手によって造られた、上質なフラワー素材です。

虫の心配がなく、腐敗もなく清潔を保てるため、衛生面で大変優れていますが、空間全体の装花としてご満足いただけたことが、嬉しい出来事でした。

古くからの伝統や大切なものを守りつつも、新しい空間が誕生したように思います。