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元々のきっかけは奥様への結婚記念日のお祝い花として、プリザーブドフラワーを。

毎年ご依頼いただくうちに、今では、ご家庭のインテリアとしても、取り入れてくださっているご夫妻がいらっしゃいます。

私自身は、天然の花を利用したプリザーブドも、最初から人造物のアーティフィシャルも、どちらも大好きです。

家庭での活用は、まだまだ一般化されていないかもしれませんが、例えばモデルルームや、モダンなインテリアショップにて、家具に合わせて飾ってあるお花は、たいていがアーティフィシャルフラワーなんです。何より家具を汚してしまっては絶対にいけなかったり、とにかく見た目が極めてかっこよくなくてはならないといった使命があるときには特に、アーティフィシャル一択かなと思います。

近所の吉祥寺の交差点角に有名な北欧ブランドのインテリアショップがあって、我が家も一つ、愛用している家具があるのですが、毎日お店を通る度に、ガラスの外から、植物の飾りに注目しています。いつも、少しくすんだような色合いの、ドライがかった雰囲気のお花で、都会的な雰囲気が漂い、うっとり。素材はドライフラワーに見えるような、アーティフィシャルフラワーです。

世界的な正統派ブランドの某洋服店も、全国どの店舗にも必ず、独自のアーティフィシャルフラワーが飾られています。大きくて立派な壺に、大量のアーティフィシャルフラワーでのおもてなし。

実は、アーティフィシャルフラワーの効果は、置かれる場所に依存してしまうなあ、と思います。「花」として、特に「贈る花」としては万能ではないかもしれません。相手や場所を選んでしまうからです。

前置きが長くなってしまいましたが、

大阪府にお住まいのご夫妻とは、対面ではお会いしたことがないにも関わらず、今では安心して、アーティフィシャルフラワーで、作らせていただいています。

貴重なお写真、拝借いたします(お花以外はぼかしました)。写真から、とても伝わるものがあったので。上部のプリザーブドも何年か前に宅配便でお送りしたもの。下部は一年前のものですね。奥様の目線が伝わり、感動しました。

今年は金色の器に、さまざまな種類のお花を盛りだくさんにしてみました。

360度、向きによって表情が変わるアレンジメント。

クリスマスの時期でしたので、クリスマスローズを中心に、沢山の種類をふんだんに詰め込みました。色合いとしては、一年中ずっと飾っていただけると思います。

2024年もご家族の皆様、元気にお過ごしになられますように。それが一番の願いです。