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小金井市の美容室Lapisさんに、店舗装飾用のお花の取り替えに伺い、作業するのは、ご挨拶等も含めて、毎回20分間くらいなのですが、

この4年間、お客様がいらっしゃらないタイミングに遭遇できたことがありません。

つまり、本当に大繁盛。

店長の植田さんは、接客の隙間をぬって、「いつもお花があるから、この店に入ろうと決めました!というお客さんが先日もいらして…」などと、報告してくださいます。

(住宅街に映える、玄関ドアの花飾り。この日はしっとりとした梅雨空の午後でした。)

あまりにもお忙しい毎日で、お店の環境美化に費やす時間などなく、「お花を替えに来てもらえるのが本当に助かっている」…などとも、

私のモチベーションを毎回あげてくださり、勿論、嬉しいのですが、

2か月おかせていただいたお花を、引き取る際に、わざわざ手を止めて、「あ、その紫のアジサイ、最近、梅雨に入ってからお客様がみんな興味津々なんだけど…」などと、引き留めるかのように名残惜しそうにされるんです。

ディスプレイは、季節感が一足早いほうが良いと思っているのですが、

2か月間、お店を飾らせていただいたお花に、すっかり愛着を持っていただけているとは、想定外でした。

ドアの隣はガラス張りのため、店内の花が外からも見えるように。

店長さんの、人をリラックスさせるような人柄が、店内の雰囲気に溢れています。

つくづく、素敵なお店は、一日でできるものではなく、何年もかけた、店長さんとお客様との信頼関係から築きあげらたのだと感じます。

お客様との和やかな時間が、毎回私にも伝わります。

変化が早い、緊張感の続く世の中ですが、「ここはいつでも穏やか」そんな空気が流れていて、多くのお客様にとって、安らげる場所になっているのだと感じます。