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その女性からは、お問合せフォームを通じて、初めて拝受したメールにも関わらず、ぎっしりと長文で、想いが書かれていました。

お贈り先は、音楽の世界で大変活躍され、多彩で、とても素敵な女性でいらしたことが伝わりました。そして悲しみの直後であることも、分かりました。

一部、お言葉をお借りすると…

「凛とした、日本人形のような、華美ではなく細面のひとでした。 埋葬が、終わると何も手元に残らなくなってしまうと思うので、気持ちが和むお花を希望します。 」

寂しさと敬意を表すお花を、、プリザーブドフラワーでお作りさせていただきました。

発送前には箱にお入れして。

メッセージカードにお書きするお言葉をお尋ねすると、「**子、**子、**子より」と、従姉妹の名前の連名だけでお願いします、とのことでした。

作文のように、溢れる尊敬の想いがぎっしりと記載されていた問い合わせフォーム。

それとは対照的に、ご遺族様には、一切のお言葉もお付けすることはせず。

あえて丸い薔薇ばかりを、ふんわり、ぎっしり。濃淡のあるピンク色を沢山の方向に、背筋良く向けて。

印象に残るお花でした。